中国外相「真実を日本メディアは客観的に伝えるべき」


1月末から、日本でブーム?となった音声SNS「クラブハウス」。セキュリティーの脆弱性が指摘され、かつ会話が中国政府にだだ洩れのクラブハウスに替わるサービスが提供されます。
ツイッターは11日、音声チャットサービス「スペース」を4月中に、提供することを明らかにしました。
スペースは昨年の12月から一部ユーザーを対象にテストしていましたが、4月中に誰でもスペースの自分専用ルームをホストできるようになります。
スペースは、iOSユーザーとAndroidユーザーの両方に対応。対して、クラブハウスはiOSユーザーしか対応していません。
ツイッターは、スペースで音楽を利用することなど幅広いサービスを提供できることを示唆しています。
スペースのホストがウェルカムミュージックのようなものをリスナーに聴かせる仕組みを提供するという意味だ。さらに同社はユーザーがスペース内で直接ツイートして、それは公開タイムラインには表示されない、という機能も考えている。
スタンフォード・インターネット・オブザーバトリー(SIO)は、クラブハウスについて、「ユーザーの音声データへの外部からのアクセスを可能にしかねない脆弱(ぜいじゃく性がある」と指摘。
秘密であるユーザー間の会話が、第三者によって盗聴可能になります。
さらに、SIOは、バックエンド・インフラを提供している「アゴラ」が中国企業で問題視。
クラブハウスの音声データが中国側のサーバを経由すれば、国安法により、中国政府から会話のデータの引き渡しを求められたら応じなければいけません。
その点、ツイッター社が運営するスペースは、クラブハウスで懸念されるセキュリティの脆弱(ぜいじゃく)性や中国政府による個人情報の不正利用についての心配はありません。
海外メディアによれば、Facebook(フェイスブック)も、クラブハウスに対抗する音声チャットサービスを開発中とのこと。