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中国のビットコイン採掘による炭素排出量は、一部欧州国に匹敵する
By エリック・カートマン
科学誌ネイチャー・コミュニケーションズの研究によると、中国のビットコイン採掘による炭素排出量は、2024年に中炭素排出量が1億3000万トンを超えます。この排出量は、欧州の一部の国の総排出量に匹敵する数字。さらに研究によると、中国のビットコイン産業を一つの国とみなした場合、16年のエネルギー総消費量はイタリアやサウジアラビアといった主要経済国を超えて世界12位に入る計算です。CNNが伝えた。
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研究によると、ビットコイン関連のエネルギー消費がピークを迎える2024年には、中国だけで炭素排出量が1億3000万トンを超える見通し。
これはチェコやカタールの16年の総排出量を上回る値となる。英ケンブリッジ大学のシナン・クフェオグル助教(土木工学)が手掛けた今回の研究によると、ビットコインのブロックチェーン(分散型台帳)による年間のエネルギー消費量は、デンマークやアイルランド、バングラデシュといった小~中規模国に匹敵する可能性があるという。
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ビットコイン人気が高まるなか、中国はその中心地となりつつある。今回の研究によると、中国のビットコイン産業を一つの国とみなした場合、16年のエネルギー総消費量はイタリアやサウジアラビアといった主要経済国を超えて世界12位に入っていた計算になる。
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