欧州委、LGBT規制ハンガリーに法的措置か

By NewsMore

連合(EU)の欧州委員会は23日、LGBT規制を強めるハンガリーに対し、法的措置を着手する方針を示唆した。

ハンガリーでは16日、小児性愛禁止を目的として、同性愛や性転換に関する情報を18歳未満に対して広めることを制限する改正法案が可決。

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欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は23日の記者会見で「法案は恥だ。性的指向に基づく明らかな差別でEUの基本的価値観に反する」と述べ、同法案を批判した。

時事通信が報じた:

ハンガリー政府に法的な懸念を示す書簡を送付。十分な回答がなければEU司法裁判所への提訴につながる可能性がある。

ハンガリー議会は先週、性転換や同性愛を描写した教材など未成年向けコンテンツを違法と見なす政府提出法案を成立させた。これに対し、ベルギーや独仏などEUの16カ国は22日、「深刻な懸念」を示す共同声明を発表。欧州委に対応を促していた。

フォンデアライエン氏は「EUでは自分が望む人を自由に愛することができる」と強調。「全てのEU市民の権利が守られるよう欧州委のあらゆる権限を行使する」とも語った。

一方、ハンガリー政府は23日、声明で「欧州委員長の発言は虚偽の主張に基づいており、恥だ」と反発。法改正は「子どもの権利を守るもので、差別的要素は含まれていない」と反論した。

ハンガリーのオルバン政権は昨年末に、同性カップルによる養子縁組を実質的に禁じる法改正を行うなどLGBTらへの規制を強めており、EU内で批判が高まっている。

カテゴリー: 国際

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