民放各局が五輪応援モードに変更 “中止派”のコメンテーターは発言自粛へ

By NewsMore

世論調査で今夏開催の「中止」や「延期」を求める声に応え、これまで民放各局の情報番組は、開催に懐疑的な方向で番組作りをし、コメンテーターも中止論が大勢を占めていた。しかし、一転して「五輪応援企画」を増やしていく模様で、「五輪反対」を唱えてきたコメンテーターたちは発言自粛を迫られることになる。

週刊ポストが報じた:

ところが、困ったのはこれまで番組と一体となり「五輪反対」を唱えてきたコメンテーターたちである。

『ひるおび!』(TBS系)などに出演する落語家の立川志らくは6月7日、出演したラジオ番組で「切り替えて応援するのか、最後まで(開催中止を)追及するか、コメンテーターたちは気持ちが揺れ動いている」と明かし、「でもやっぱり中止反対をずっと言ってきたから、私はブレずに期間中もずっとその目で見ていく」と複雑な胸中を語った。

『サンデーモーニング』(TBS系)で「東京で五輪を開催することは反対」と語ったジャーナリスト・大宅映子氏はこう言う。

「私自身は、今では平和の祭典からかけ離れた、カネまみれの五輪なんて止めてしまったほうがいいと思っています。ただ、民放は共同で放送が決まっていたわけで、いくら開催に反対してきたからと、1社だけ抜けるなんてあり得ません。空気を読むことに長けている視聴者もコメンテーターも文句は言わないでしょうね」

つまり、今後は応援サイドに宗旨替えする人たちも出てくるということだ。さらに、『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)などに出演する経済アナリストの森永卓郎氏は、今後は反対派の出番は奪われるだろうと予測する。

「これからテレビが“応援ムード”になったとしても、僕は開催反対の意見は変えません。しかし、五輪が始まれば、今はコロナ一色の番組が五輪一色になり、僕は呼ばれなくなるかもしれない。テレビコメンテーターとして連日テレビで中止論を訴えていた方は、もっと大変なのではないでしょうか」

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