習近平のある発言に、豪が思わずツッコミ

作成時間:2021年1月30日   

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ある国のトップが世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)のオンライン会合に出席した際に以下を発言。

小さな派閥を作ったり新たな冷戦を始めたりすること、あるいは他者を拒絶、威嚇、もしくは脅かすことは…世界を分裂させるだけだ

強国は弱国をいじめるべきではない。武力を見せつけたり、大きな拳を振りかざしたりするだけで、決断がなされるべきではない

この正論と言える発言の主はなんと中国の習近平国家主席だ。

習氏は自国のことについて述べてなどない。名指しこそしなかったものの 明らかに米国の対中圧力を踏まえての発言だ。

弱国をいじめ、武力を見せつけている国のトップが発言しているのだから思わず突っ込みたくなる。

そして、この習氏の発言にオーストラリアの財務相は黙っていなかった。

「大国は小国をいじめるべきではないという意見には同意するが、言葉と行動に若干の乖離(かいり)があるようだ」
「事実オーストラリアは貿易面では、かなり厳しい行動を受ける側になってきた」

とオーストラリアの財務相は、習氏の発言に「言行不一致だ」と指摘した。

 中豪関係は、昨年を通して急激に悪化。中国は、豪政府が新型コロナウイルスの起源調査を求めたことや、中国の通信機器大手「華為技術(ファーウェイ、Huawei)」を第5世代移動通信システム(5G)から排除したことなどに反発し、オーストラリアの10余りの部門の輸出品に追加関税を課している。

オーストラリアよりも声を大にして突っ込みたいのは台湾だろう。

中国の軍用機は連日のように台湾の防空圏に侵入している。 台湾軍によると、23日は13機の侵入を確認。24日には15機の侵入を確認している。10機を超える規模での2日連続の飛行は異例だ。

これについて中国国防省の呉謙報道官は、28日にコメントを発表

テレビ朝日のニュースサイトによれば

「台湾独立分子に警告する。火遊びをすれば必ず自分の身を焦がす。台湾独立は戦争を意味する」
「中国軍はあらゆる措置を取り、独立の企みを打ち砕く」
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000205549.html&sから

中国は台湾に対して武力行使を辞さない姿勢だと強調した。

中国は台湾や日本などの近隣諸国、米国を含めた世界中の国々に圧力や武力行使を加えたり、ちらつかせている。されにこの蛮行がエスカレートする可能性もある。

中国は、22日海上警備を担う海警局の任務を定める海警法を成立させた。

同法は、中国の「管轄海域」で武器使用や外国船舶の強制検査などの措置を取れると定める。中国が一方的に領有権を主張する東シナ海や南シナ海などで海事局の活動を正当化する狙いがある。2月1日から施行される。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/81505から

世界中の国々が中国に対して強硬な姿勢を取らないと もしかしたら私たちは習氏の「言行不一致」な綺麗言を永遠と聞かされるかもしれない。