スーチー氏拘束にロヒンギャ難民が歓喜の理由とは?

作成時間:2021年2月02日   

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ミャンマー国軍は1日、事実上の政権トップのアウン・サン・スー・チー国家顧問ら複数の政治指導者を拘束し、すべての権力を司令官に移管すると宣言した。

隣国バングラデシュへ逃れたミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャはスー・チー氏の拘束について、歓喜を挙げているとAFP通信が伝えた。

「私たちのすべての苦しみの原因は彼女だ。祝わない理由がない」。世界最大規模の難民キャンプ「クトゥパロン(Kutupalong)」の難民リーダー、ファリド・ウラー(Farid Ullah)さんはAFPに語った。  近隣のバルカリ(Balukhali)難民キャンプのリーダー、モハマド・ユスフ(Mohammad Yusuf)さんは、「彼女が最後の希望だったのに、私たちの窮状を無視し、ロヒンギャに対するジェノサイドを支持した」と語った。  ナヤパラ(Nayapara)難民キャンプに暮らすミルザ・ガリブ(Mirza Ghalib)さんは、ノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)受賞者のスー・チー氏に「正義の裁き」が下されたと歓迎し、特別な祈りをささげたロヒンギャもいたとAFPに語った。「難民キャンプ当局の許可が出ていたら、何千人ものロヒンギャが(スー・チー氏の拘束を)祝って行進をする姿がみられたはずだ」
https://www.afpbb.com/articles/-/3329588?cx_part=top_topstory&cx_position=1から

さらにロヒンギャは国軍が政権奪取によって「ロヒンギャ問題解決の前進になるのではないか」と前向きだ。

強い影響力を持つ「ロヒンギャ学生連盟(Rohingya Student Union)」の広報を担当するマウン・チョー・ミン(Maung Kyaw Min)氏は、スー・チー氏の拘束を受けて、ロヒンギャのミャンマー帰還への期待が高まっていると述べた。 「選挙で選ばれた政府とは異なり、この国軍(の政権)を持続するためには国際的な支援が必要だ。だから、彼らが国際的な圧力を軽減するために、ロヒンギャ問題を重視することを期待している」と語った。
https://www.afpbb.com/articles/-/3329588?cx_part=top_topstory&cx_position=1から

米国はミャンマーに対して制裁発動を警告している。

アメリカのバイデン大統領は声明を発表し、「民主化移行と法の支配への直接攻撃だ」と非難した上で、民主化に伴って解除した制裁を再び発動すると警告しました。
https://www.youtube.com/watch?v=eCovFdgy-3Eから

テレ東NEWS

さらに2日には国連安全保障理事会の非公開の会合が予定されている。 果たして今後、国軍はロヒンギャ問題を解決できるか注目だ。