ベラルーシ、「不法移民を大量輸出」でEUに報復

By NewsMore

リトアニア政府は2日、隣国ベラルーシからの不法移民大量流入を受け、非常事態を宣言した。バルチック・ニュース・サービス(BNS)によると、リトアニアの内相は声明で、国境警備を強化し、不法入国を試みるベラルーシ人を厳しく取り締まると述べた。

ルカシェンコ大統領は以前、文書化されていない移民希望者の管理を緩めることで、5月の決定されたEU制裁に報復すると示唆していた。EUは旅客機強制着陸事件で逮捕された反対派ジャーナリストの速やかな解放を要求したうえで、ベラルーシの国営航空会社のブロック内への立ち入りを禁じ、閣僚や関係者に制裁を科している。

この影響なのか、リトアニアの当局者によると、国境で拘束された1日あたりの移民の数は、ベラルーシ制裁前の約3倍に増加したという。リトアニアの国境警備隊が公開したセキュリティーカメラの映像には、ベラルーシとリトアニアを隔てるフェンスを飛び越える不法移民の姿が記録されていた。

ベラルーシからの不法移民流入について、マンタス・アドメナス外務副大臣は地元メディアのインタビューの中で、「主な問題は正規の手続きを踏まずに入国を試みる移民の身元を特定すること」と述べ、彼らの身元を特定し、母国に戻せられるか検討するとした。しかし、ベラルーシの不法移民の大半はリトアニアへの亡命を求めている。

2日にリトアニアを訪問した欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長はギタナス・ナウセダ大統領との共同記者会見で、「リトアニアの問題はEUの問題だ」と移民の流入問題を支援すると約束した。

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