日刊ゲンダイ「米国はとって大困惑」安倍元首相「台湾有事は日米同盟の有事」に

日刊ゲンダイのは3日付の記事で安倍晋三元首相の「台湾有事は日本有事」との発言を、「対中戦略を勝手にネジ曲げ米国は大困惑だ」と伝えている。
安倍元首相は1日、台湾のシンクタンクの招きに応じたオンラインの講演で「台湾有事は日本有事だ。すなわち日米同盟の有事でもある。この認識を習近平国家主席は断じて見誤るべきではない」と発言した。(関連:日本政府 中国側の抗議にしっかりと反論 安倍元首相発言で)
日刊ゲンダイの記事は「安倍元首相の有事発言は、引き合いに出された米国にとっても、看過できるものではない」と主張。理由について、「台湾有事は、日米同盟の有事でもあるとの主張は、中台関係に対する米国のスタンスと異なるからだ」とした。
米国は1979年に成立した台湾関係法で、台湾の自衛力強化の支援をうたう一方、台湾防衛は確約していない。台湾有事の際に具体的にどう出るかをあえて明かさない、「戦略的あいまい政策」を貫いてきた。
「米国は対応を明確にしないことで、中国との対立を避けつつ、中国による武力行使も抑止してきました。にもかかわらず、安倍さんは日米と中国の対立をあおっているのだから、無責任極まりない。そもそも、日本が台湾に加勢する法的な正当性もありません。稜線を歩くような対中、対台政策を展開してきた米国からすれば、『何勝手なことを言っているんだ』という思いでしょう」(国際ジャーナリスト・春名幹男氏)
広告-以下に続く米国としても、いまさら“外交のアベ”とはハタ迷惑だろう。
いざ台湾有事となれば、戦線は一騎に九州迄広がる。
— pchirosi2005(杜 宏) (@pchirosi2005) December 3, 2021
台湾有事は日本の有事、知らない岸田基地外政権はアホの集合体。
だから安倍氏が打って出た、日本は親中とみられる事は国益に反する。
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