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北京五輪 大量造雪で環境破壊を促進.. 選手にも影響

By Will: : 6,882
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北京五輪開催まで残り約5週間となり、運営側は人工降雪機でゲレンデを覆うという膨大で複雑な作業に追われている。大会は、中国でも特に降雪量が少ない地域で行われるため、ほぼ全面的に人工雪に頼ることになるからだ。

だが、専門家はこの大量造雪について環境の観点から批判していると、AFP通信が1日に報じた。

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会場では、気温や湿度に合わせ自動で造雪を最適化するシステムを採用。水は地元の貯水池からひかれ、「スノーガン」と呼ばれる人工降雪機約300基により圧縮空気と混ぜられ、空気中に放出されて雪となる。その後、「スノーキャッツ」と呼ばれるトラックのような車両で、ゲレンデなどに広げられる。

専門家は、人工雪に頼ることは「グリーン」な大会を目指すという五輪の宣言に反すると指摘。仏ストラスブール大学のカルメン・デヨング教授は「水が少ない地域で大量の電力と資源を使って雪をつくることは無責任」だと非難し。「それなら月や火星でも五輪を開催できる」と皮肉った。

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また、人工雪は選手のプレーにも影響するとAFP通信は伝える。

北京から約80キロ離れた延慶にある国家高山スキーセンターの職員は、現地で開かれた報道機関向けのイベントで、「雪質を均一に保つことが最大の課題だ」と説明。造雪過程のばらつきにより、「ある場所では硬すぎ、ある場所では軟らかすぎて、選手にとって危険な状態になることがある」と語った。

そんな環境にも影響を与え、ジェノサイドに加担する国で開催される五輪を、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は「国際社会の支持は非常に明白で、大いに歓迎されている」と語る。この発言は21年の大晦日に公開されたIOCのメッセージ動画内で見ることが出来る。

同氏の発言は、中国の人権問題を巡り「外交ボイコット」に踏み切った米国や英国、日本の動きをけん制したものとされ、「五輪はあらゆる政治的争いを超越すべきだということを皆が尊重した場合のみ、世界を一つにする使命は達成される」とも語っている。

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