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池上彰、”新聞オワコン”の声に反論「読まない人は損をします」

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日本新聞協会が2021年10月時点のデータによると、スポーツ紙を除く一般の日刊紙97紙の総発行部数は、前年比5.5%(179万7643部)減の3065万7153部だった。3000万部割れが現実的となり、ネットニュースが台頭するなか「新聞はオワコンなのでは」と指摘する声もある。

だが、ジャーナリストの池上彰氏は「新聞はオワコンではなく、読んでいないあなたは損をしている」と主張する。

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池上氏はFLASHに対し「新聞が『世の中を知る』ための基本かつ最良のツールであることは、今も昔も変わりません」と語った。

「一面からめくっていけば、政治、経済、国際情勢、文化やスポーツを含めた世の中の動き全体を短時間で、ざっと俯瞰できる。この一覧性において新聞に勝るメディアはないでしょう。新聞は情報量も非常に多い。朝刊の文字数は、およそ20万字。新書2冊ほどの分量に当たります。毎日、新書2冊を読むのは難しいかもしれませんが、一覧性のある新聞は全体を見渡すだけでも価値はありますし、そこで気になった記事を読めばいいのです」

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「速報性や手軽さについて、ネットにはかなわない」とFLASHが指摘すると、池上氏は以下のように語る。

「とはいえテレビも新聞から情報を得ているし、ネットのニュースサイトの記事やSNS上の情報も、元をたどれば新聞というケースは非常に多いのです。新聞社自身もネットに力を入れるようになっています。速報はネットで、インタビューや企画連載などじっくり読ませる記事は紙で、と役割分担が進んでいます。ネットの普及により、実際の発行部数以上に多くの人が新聞の情報を目にするようになったと言えるのです」

さらに、新聞の企画物についてビジネスのヒントになりますし、なにより記者たちが健筆を振るっているので、読みやすい、わかりやすい名文を学ぶのにピッタリです」とし「新聞はまだまだ『オワコン』ではありません」と最後に付け加えた。

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東洋経済オンラインによると、新聞の発行部数は年々減少傾向で、17年から20年に限っては対前年で100万部以上の減少が続く。特に20年は前年比約240万部減少。

この減少幅は1年単位で考えて毎日新聞(約200万部)や産経新聞(約120万部)クラスの新聞が1つ2つなくなっていることを示している。

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